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街の人気ランキングを急上昇中、埼玉から交通を束ねる「大宮」ってどんな街?

2017/06/08

ステキ街散策

【ランクインした調査】
●首都圏1都3県の「住みたい街(駅)ランキング2016」調査  5位
https://www.haseko.co.jp/hc/information/upload_files/20161021_1.pdf
●借りて住みたい街ランキング(2017) 8位
https://www.homes.co.jp/cont/town/town_00111/

「大宮」駅

1885年(明治18年)開業の「大宮」駅は、現在JR、私鉄合わせて14の路線が乗り入れる埼玉県内最大のターミナル駅です。「大宮」駅を通るすべての列車が停車します。

停まらない路線はない!? 交通利便性の高い「大宮」駅

東京都心部の主要駅をはじめ、北関東の各所、北陸から東北、北海道に至るまでほぼ乗り換えなしでアクセスできる、文字通り交通の要といえるのが「大宮」駅。
JR京浜東北線の北の始発(終着)駅でもあることから、首都圏でも「北の方」というざっくりとした郊外のイメージを持たれがちですが、ここのところ人気駅ランキングをグングン上昇し続けています。

近年続いた新線の開業や延伸の効果もあり、乗り換えなしでの各駅への所要時間の短さに驚く人も多いハズ。「大宮」エリアに住むということは、これら各都市へダイレクトにアクセスできることを示しています。

「昼前に起きて、ランチは軽井沢で」なんてフットワークが可能な街は、実はそうはないのです(ちなみに「軽井沢」駅までの所要時間は、JR長野新幹線で41分程度)。

また、あまり時間的なメリットがないので注目されにくいのですが、東武野田線の利用により、「大宮」駅からは「岩槻」「春日部」など県東部のみならず、千葉県の「柏」「船橋」各駅にも直通しています。

鉄道の線路が南北に走っていることから、駅出口は「西口」「東口」に分かれていますが、いずれの方面からも多数の高速バスが発着、バス路線も豊富です。行き先も成田・羽田空港行をはじめ、東京ディズニーリゾート、東北地方の各都市、中部・関西方面の各都市、北陸、上越、伊勢志摩方面などへ直行しており、多様です。

【アクセス】
JR京浜東北線・高崎線・宇都宮線・埼京線・川越線・湘南新宿ライン・上野東京ライン・武蔵野線直通「しもうさ」「むさしの」・成田エクスプレス
JR東北新幹線、上越新幹線、長野新幹線、山形新幹線、北陸新幹線、北海道新幹線
東武野田線(東武アーバンパークライン)
東武日光線・鬼怒川線直通特急スペーシア「日光・きぬがわ」
埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)

「池袋」駅まで24分(JR湘南新宿ライン)
「東京」駅まで25分(JR東北新幹線など)
「長野」駅まで1時間2分(JR長野新幹線)
「鬼怒川温泉」駅まで1時間36分(東武スペーシアきぬがわ号)
「盛岡」駅まで1時間47分(JR東北新幹線)
「金沢」駅まで2時間30分(JR北陸新幹線)
「新函館北斗」駅まで3時間46分(JR北海道新幹線)
※ いずれもほぼ最短時間

「大宮」駅エリアは、ほぼ「さいたま市大宮区」

この「大宮」駅を中心としたエリア感。ほぼ「さいたま市大宮区」内といって差し支えないでしょう。

面積にして12.8平方キロメートル、人口11万5千人。平たい蝶々形の真ん中を、JRの線路が貫いている。そんな形状をイメージすると、分かりやすいかもしれません。

大宮エリアの北端、南端には鉄道駅があるものの、東と西に広がる各方面へのアクセスには路線バス便が発達しているのもこのエリアの特徴のひとつです。本数の豊富な循環路線も多く、日常生活でクルマを使用することなく通勤、通学が可能な環境といえます。

「大宮」エリアの愉しみ

娯楽や買い物等については、「大宮」駅前に大規模施設が集中しており、地元の人の言葉を借りれば、「なんでもあります」。

東口の「ルミネ大宮店」「高島屋大宮店」、西口の「そごう大宮店(ビックカメラを併設)」「大宮アルシェ」「大宮駅西口DOMショッピングセンター(丸井、東急ハンズなど)」「大宮ソニックシティ」などが代表的。

食品をはじめファッション、雑貨、書籍等著名なテナントも多く、1日ですべて見て回るのは無理というくらい多種多様です。

また、JR「大宮」駅構内の「エキュート」は2005年開業、JR東日本の手がける駅構内商業施設第一号店で、平日、休日を問わず多くの人で賑わっています。

ペデストリアンデッキで駅から近隣のビルにつながり、近代的に整った西口の風景とは対照的に、東口エリアには「一番街商店街」「銀座通り商店街」など、数多くの小規模店舗が軒を連ねていて、平日と休日、昼と夜とでその風貌を変え、なかなか魅力的です。

こうしたビッグターミナル駅ならではの特殊な利便性は、人気急上昇の大きな理由の一つと言えるでしょう。しかし実際に住むことをイメージするとき、気になるのは居住地としての快適性。その点においても「大宮」エリアは独特な魅力をたたえています。

とつぜん静謐な「氷川参道」

「大宮」という地名の由来でもある、武蔵一宮氷川神社は、大宮区の北東側に位置し、「大宮」駅東口駅前の大通り(県道214号線)を直進すると、程なくその参道の途中に行き着きます。

南の「さいたま新都心」駅近くを起点とするこの「氷川参道」は、樹齢の長い樹々で緑に覆われており、街中に突如として静謐な空間をもたらしています。季節を問わず行き交う人も多く、ジョギング、散歩、ひと休み等々思い思いにこの空間を楽しんでいる姿を目にすることができます。

駅前エリアの喧騒は、この氷川参道に近づくにつれ、スーッと吸い込まれるように消えていきます。と言っても、その静けさは人気がなくて物寂しい、物騒というたぐいのものではありません。

駅と氷川参道との間には、東京の目黒あたりを思い起こさせるしゃれた店構えのカフェやサロンなどが軒を連ね、人通りはありながらも落ち着いた雰囲気。

「少し行けば賑やかになる、でもここだけは閑静」といった一種の贅沢さを感じさせてくれるこのエリア、古くから邸宅と高層の集合住宅が共存しており、人気の高さが伺えます。

東口エリアは駅前の機能を強化するため、さいたま市を挙げての大規模な再開発を控えており、すでにここ数年、街の風景は刻々と変貌し続けています。

「東日本の交通拠点」「東日本の中枢都市」を自認するさいたま市、その大玄関であるこの「大宮」エリアの人気傾向の秘密は、駅の特異性と、街の変動性の掛け算の先にあるのではないでしょうか。

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【プロフィール】

藤原千秋

住生活ジャーナリスト

大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりAllAboutガイド。主に住宅、家事まわりの記事執筆を専門として活動。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)『二世帯住宅の考え方・作り方・暮らし方』(学習研究社)等、著監修書多数。