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普段着の横浜、上大岡。地に足のついた雰囲気と、賑やかさとの共存共栄

2017/09/14

ステキ街散策

【ランクインした調査】
●全国住みたい街ランキング2016 1位(神奈川県横浜市)
http://www.seikatsu-guide.com/area_national_rank/


堂々1位を獲得した「横浜市」は、全国791市のなかでも第1位というボリュームを擁しています。この数字は第2位の大阪市より100万人も多く、その人気の高さをうかがわせます。

今回は、この「横浜市」のなかでも独特な立ち位置を示す「上大岡」エリアをピックアップ。その特色と魅力に迫ってみましょう。

「上大岡」駅

1930年(昭和5年)、湘南電気鉄道、現在の京浜急行電鉄(京急)の駅として開業。1972年(昭和47年)には横浜市交通局(横浜市営地下鉄)ブルーライン(1号線)「上大岡」駅が開業しました。

■横浜へも都心へもダイレクトにアクセス、2路線利用可能な「上大岡」駅

神奈川県横浜市港南区上大岡西一丁目にある「上大岡」駅。この一帯は、神奈川県の県庁所在地で375万人にせまる人口を誇る横浜市内でも、有数の繁華街に数えられています。

位置的には、横浜市内では南部にあたる港南区の北東部、「横浜」駅より直線距離で8キロ弱南下したやや内陸にある「上大岡」駅。約3キロ東にJR根岸線「磯子」駅、約7キロ西にJR東海道本線「戸塚」駅、約4キロ南にJR根岸線「洋光台」駅があります。

横浜圏外に住んでいる人にはあまりなじみのない「上大岡」ですが、「横浜」まで京浜急行本線で9分、「関内」まで横浜市営地下鉄ブルーラインで乗り換えなし11分、「桜木町」までは13分。「品川」までも京浜急行本線(快特)で乗り換えなし26分と実はアクセスが良く、利便性の高い駅であると言えます。

京浜急行電鉄「上大岡」駅は、ホーム1・2番線が「下り」、「横須賀中央・浦賀・三浦海岸・新逗子」方面行き。

ホーム3・4番線が「上り」で、行き先は「横浜・羽田空港(国際線・国内線)・品川・新橋」方面。

横浜市交通局「上大岡」駅は、1面2線。1番線は「戸塚・湘南台」方面行き、2番線は「横浜・あざみ野」方面行きとなっています。

トータルの1日の乗降客数は、およそ22万人にものぼり、「上大岡」駅周辺がかなりの人口を擁しているのがわかります。

■横浜エリアのハブ「上大岡」駅

交通アクセスとしては鉄道のみならず、「上大岡」駅周辺には横浜南部地域で最大規模のバスターミナルがあります。乗り入れているのは横浜市営バス、神奈川中央交通、江ノ電バス横浜、京浜急行バス、横浜京急バスの一般路線バスで、多方面に向け発着しています(停留所名は「上大岡駅前」「上大岡駅」)。

また、主に近畿方面行きの高速バスの発着もあります。

【アクセス】
京浜急行電鉄(本線)・横浜市交通局(横浜市営地下鉄ブルーライン)
「横浜」駅まで9分(京浜急行電鉄)
「新逗子」駅まで22分(京浜急行電鉄)
「品川」駅まで26分(京浜急行電鉄)
「戸塚」駅まで8分(横浜市営地下鉄ブルーライン)
「関内」駅まで11分(横浜市営地下鉄ブルーライン)
「横浜」駅まで17分(横浜市営地下鉄ブルーライン)
「あざみ野」駅まで40分(横浜市営地下鉄ブルーライン)

■横浜市の主要な生活拠点「上大岡」エリア

京浜急行本線「上大岡」駅のある上大岡西。京急の線路はブルーラインの走る鎌倉街道と並行してほぼ南北に伸びており、駅前商業地の多くはこの鎌倉街道沿いにあります。

駅ビル「ゆめおおおか」には「京急百貨店」(ヨドバシカメラ)、「ウイング上大岡」、「港南区民文化センター ひまわりの郷」、「ゆめおおおかオフィスタワー」など複数の施設が。鎌倉街道を挟んで向かいに、「富士ショッピングセンター」、「パサージュ上大岡(上大岡中央商店街)」。また家電量販店や映画館などを擁した商業施設「camio(カミオ)」(横浜ヘリオスタワー)、「mioka(ミオカ)」(上大岡タワーザレジデンス)が並び、再開発に伴う土地の高度利用がなされていることがわかります。

(*)『横浜市都市計画マスタープラン』
http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/kikaku/cityplan/master/kaitei/kaitei/pdf/kaiteiplan.pdf 

横浜市が作成する『横浜市都市計画マスタープラン』(*)にもあるように、「上大岡」駅周辺は横浜市における「主要な生活拠点」に指定されており、1990年代から再開発を繰り返している駅前は大きく様相を変え続けています。

とくに駅周辺は、他地域に比べてバリアフリー化が進んでおり、一人暮らし、ファミリー、お年寄りなど、さまざまな年齢層の「生活」に寄り添っている感があります。

■住まいとしての「上大岡」

実際に暮らすという視点で「上大岡」エリアを見てみましょう。

駅から100メートルほど西側にある大岡川を境に一帯は閑静な住宅地となります。

「カミオ」「ミオカ」に隣接した地域「大久保」、「最戸」は、いくつか坂はあるのの概ね平坦で、落ち着いた雰囲気の普通の住まいが連なっています。

一方、駅の東側の京急百貨店のファサードからすぐの急坂には、鎌倉にも似た空気が漂っています。鎌倉街道や繁華街を挟んでじわっと住宅街の始まる駅の西側と異なり、こちらは駅前からすぐに住宅地となっており、いささか唐突、言い換えればドラスティックな印象を受けます。

いずれの地域も日用品や食料品の調達は、商業施設の豊富な駅近エリアになるでしょう。駅から0.5キロほど南には「オーケーストア上大岡」、1キロほど北には比較的大きな「イトーヨーカドー横浜別所店」などもあり、食の志向に応じて使い分けることもできます。

このように、「横浜」や「関内」、「みなとみらい」や「新横浜」といった、誰もがイメージするような「横浜」とは一線を画した「上大岡」エリアは、さしずめ「普段着の横浜」といったところでしょうか。

普段着とはいえども、交通のハブとしての機能性も高く、横浜市内のみならず都心部への通勤通学の便も良い。買い物も駅前エリアでほとんど事足りる充実ぶり。

そんな「上大岡」エリアに住むという選択は、ちょっとした「通」の証左なのかもしれません。

「ハウスメイトの港南区エリアの物件はこちら」

【プロフィール】

藤原千秋

住生活ジャーナリスト

大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりAllAboutガイド。主に住宅、家事まわりの記事執筆を専門として活動。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)『二世帯住宅の考え方・作り方・暮らし方』(学習研究社)等、著監修書多数。