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自分を守るために備えよう、一人暮らしの地震対策

2018/08/30

アイデアライフ

日本は世界でも有数の地震国。どこに住んでいても、地震の備えが必要です。とくに一人暮らしであれば、自分の身を守れる最低限の備えはしておきたいもの。いざというときに「備えもない。誰も頼れない」という状況を避けるための地震対策を紹介します。

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非常持ち出し袋を用意しよう

「非常持出袋」とは、災害時に救助が届くまでの生活に必要な食料や飲料、日用品をまとめておくもの。目安は三日分。持ち運びやすいリュックサックなどに詰めたら、一度持って歩いてみましょう。足場が悪いことも多く、欲張って詰め込みすぎて持ち運べないというのでは意味がありません。また、めったに使うものではありませんし、むしろ使う機会がない方が喜ばしいものですが、収納の奥にしまいこんでしまうのはNG。玄関や廊下、ベッド下など、さっと取り出せる場所に置きましょう。

最低限の食料や日用品のほかに忘れやすいのが、眼鏡やコンタクト、常備薬、スマホの充電器など。また、女性は生理用品とサニタリーショーツといった必需品に加え、基礎化粧品や簡単なメイク道具、ヘアゴムなど身だしなみに関わるものも用意しておきましょう。災害直後は不要かもしれませんが、状況が落ち着いてきた頃に気持ちを落ち着けるのにも役立ちます。

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部屋の安全対策を見直そう

地震の際に倒れてきた家具や上から落ちてきた物によって怪我をしたり、逃げ遅れたりすることがあります。一人暮らしの場合、賃貸住宅でネジや釘が使いにくかったり、ひとつの家に長く住まなかったりすることも多く、しっかりとした安全対策をとりにくいですが、今一度見直しておきたいところです。

ワンルームだとキッチンから寝室まですべてがひとつにまとまっているため、便利な面もありますが、防災面では不安なこともあります。とくに寝ているときにはとっさに行動ができません。狭い空間だと家具を置ける場所に制限がありますが、揺れたときに頭上に家具が倒れてきたり、物が落ちてくると危険です。ベッドの脇に食器棚や本棚を置くといった配置は避けましょう。また、大きな家具は転倒対策が必要です。耐震マットや突っ張り棒など、ネジや釘を使わなくても使えるグッズを活用しましょう。

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家族との連絡方法を確認しておこう

家族と離れて暮らす一人暮らしだからこそ、日頃から連絡方法を確認し合うことが大事です。遠く離れて暮らす場合でも、それぞれの避難場所や、お互いにつきあいのある親戚や知人を知っておくと安心です。

また、できる限り多くの連絡手段とその使い方をお互いで把握しておく必要があります。「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用伝言板サービス」の使い方は、NTTや利用中の携帯会社サービスのホームページ等で調べておきましょう。大きな地震のあとは電話回線がつながりにくくなることがありますが、インターネットの通信は影響を受けにくいと言われています。LINEやTwitter、FacebookといったSNSなども有効で、とくにメッセージを読んだかどうかがわかるものだと、返事がなくても安否確認の手助けになり、便利です。

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近所に顔見知りを作っておこう

大きな災害があったとき一人暮らしで不安なのは、孤立してしまいやすいこと。困っていても見知らぬ人には頼ることもできず、情報も入ってこない状況は、自分の身を危険にさらすことにつながります。かといって、日頃から積極的に近所づきあいをするというのも、一人暮らしでは難しく、厄介なもの。
近所に友達や知り合いがいれば、確かにいざというときに安心感はあります。でも、あえて親しくなる必要はありません。ただ、できることなら顔見知りを多く作っておくことをおすすめします。

同じアパートやマンション、その周辺で顔を合わす人がいれば、「おはようございます」「こんにちは」と挨拶をしておくこと。また、近所のコンビニやスーパー、飲食店などでも、会計の際に一声かけておき、「挨拶以上の会話はしないけれど、お互いの顔は知っている」という程度の関係があるだけでも、緊急時には支えになるはずです。

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大きな地震は毎年のように日本各地で起こっています。いつ自分の住む場所で起こるかわからないもの。忙しい一人暮らしほど後回しにしてしまいがちですが、ぜひこの機に一度自分の備えを確認しておきましょう。

【プロフィール】

河野 真希

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家

料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。
https://www.kawano-maki.net/